今週の韓国経済は韓国のスマートフォン事業についてである。
すでにご存じの通り、韓国のサムスンがスマートフォンシェアでは世界一であり、iPhoneが抜き去られてしまったわけだが、その成長戦略がどこにあったのか。タイトルに書いたとおり、出荷数にある。これは調査会社が出した結論が興味深い。まずはこれを引用しよう。
>市場調査会社Strategy Analytics社のエグゼクティヴディレクター、ニール・モーストンは、第1四半期に関するリポートの中で、「サムスンはアップルの約2倍を超えるスマートフォンを出荷し、9倍速く成長している」と指摘している。<
サムスンの成長戦略は実はDRAM、液晶テレビの頃と変わっていない。大量生産、大量出荷、低価格で市場を独占する。それが出来るのは韓国政府による補助金とウォン安があるからだ。つまり、これは誰でも出来る成長戦略ではない。
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