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聖地学講座第32回「遍路・巡礼の意味」

レイラインハンター内田一成の「聖地学講座」
【聖地学講座第32回】 「遍路」は、本来は「辺路」と表記され「ヘジ」と読まれていました。熊野古道には「大辺路」「小辺路」「中辺路」というルートがありますが、これが本来の用い方でした。辺路は「海辺に沿った道」を意味します。修験の行者が定められた起点を出発して、入り組んだ海岸線を辿りながら、ときには岩に波が刻んだ洞窟に篭って経を唱えて修行を重ね、最終目的地の聖地に達したあかつきに悟りを開くとされた修行路のことでした。時を経るうちに、海岸線を辿るルートだけでなく、修験者が修行をしながら辿る道のことを辺路と呼ぶようになりました。 -------------------------------------- 1 遍路・巡礼の意味   ・遍路とは   ・四国遍路とその他の巡礼路   ・伊豆辺路の再発見 --------------------------------------

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  • 聖地と聖地を結ぶ不思議なネットワーク"レイライン"を長年追い続けてきたレイラインハンター内田一成が、聖地の成り立ちから、人と聖地の関係、聖地の科学を解説。聖地の作り方まで考察していきます。「パワースポット」という現象も、主観にとらわれず、多角的に分析していきます。また、各回、実際のフィールドワークのこぼれ話などもご紹介します。
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