【聖地学講座第34回】
伊豆山の由来を記した 『走湯山縁起』には、伊豆山と富士山が、それぞれ両界曼荼羅の入口と出口に当たるという記述もあって、伊豆山と富士山との関係が深いことを物語っています。両者の位置関係をみると、ただ単に本殿が富士山を背にしているだけでなく、富士山と伊豆山神社本殿を結ぶ線上に、伊豆山神社の旧地である本宮神社も位置していて、明らかに有意であることがわかります。
伊豆の聖地の成り立ちは、これまで何度か紹介しましたが、今回は「伊豆辺路」の修行路に沿って並ぶ個々の聖地について解説します。
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1 東伊豆聖地巡り
・東伊豆のレイラインポイント
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