今週の韓国経済はアメリカの経済を特集する。なぜ、アメリカの経済なのかを述べると、世界一大きな市場であり、アメリカ経済の動向が世界中の国に影響を及ぼすためである。その中で代表的なのが米国のテーパリング(緩和縮小)問題である。これによって、アメリカの経済だけではなく、新興国の経済まで大きく左右されている。
先月、ブラジルなどの新興国で通貨危機が起きたことはメルマガでも取り上げたわけだが、アメリカをはじめとする先進国の景気回復は、今まで新興国に向かっていた投資が引き上げられていくのを意味している。つまり、新興国にとってアメリカの景気が回復すると困るわけだ。そして、景気回復の目印とするのがアメリカの量的緩和の縮小ということになる。これがテーパリングの問題なのだが、今週のG20においても、大きな話題となった。
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