【聖地学講座第43回】
想像を絶する広がりを持つタクラマカンの砂の海と、初めて向きあった時、私は、何故か深い郷愁を感じました。ちょうど久保田早紀の『異邦人』という曲が一世を風靡している頃で、ウォークマンに入れたこの曲を聴きながら一面の砂の世界を眺めていると、自分がかつてこの砂漠の中のオアシスに暮らし、月夜の晩にはラクダのキャラバンの一員となって砂丘を越えていたイメージが、デジャヴュのように湧き上がってきます。そして、懐かしい故国に帰り着いたような、深い安心感に包まれるのです。
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1 砂漠の文明
・タクラマカン砂漠
・母文明の記憶
・徐福の出自
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