韓国という国が貿易で成り立っていることはご存じだと思われるが、年々その依存度は高まっている。既に貿易依存度は96%を越えており、シンガポールのようなハブ国ではない韓国がここまで他国の貿易で稼ぎ,内需を疎かにしていることは経済のファンダメンタルズにおいて好ましくないことである。
しかし、韓国はそれをIMFに警告されたにもかかわらず、ますます拡大させている。最近の動向は中国依存が目立つことだ。これは前回紹介したウォンと人民元の直接取引でも明らかなのだが、中国、いや、1国に依存するという貿易状況は極めて危険である。なぜなら、その国と何かあったときに経済カードとして切られてしまうためである。もっとも、韓国は貿易を拡大させるためにFTAを推進してきた。その結果、内需の典型である農業は危機を迎えている。
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