【聖地学講座第55回】
1603年、徳川家康は江戸に幕府を開きます。その頃の江戸は太田道灌が江戸開府の150年前に築城した江戸城を中心にして、その周辺に寺社や武士の住まいと練兵場がある程度のこじんまりした規模の街でした。江戸城の東は湿地帯が広がり、その先は海で南北と西側には荒野が広がっていました。京の都から見れば僻遠の地ともいえるこんな場所に家康が幕府を開いたのは、そこが朝廷の力が及びにくい場所であると同時に、かつて朝廷に反旗を翻した平将門が眠る土地だったからでした。
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1 江戸の風水とレイライン
・江戸の風水
・鹿島-富士レイライン
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