【聖地学講座第56回】
鬼界カルデラは鹿児島県の南、薩摩半島から約50km南の大隅海峡にある海底カルデラです。北西から南東にかけて約25km、北東から南西にかけて約15kmの楕円形を成し、底部の水深は400-500m、今でもその中で複数の海底火山が活動を続けています。鬼界カルデラは、7300年前の縄文時代早期にこの場所にあったスーパーボルケーノの噴火によって生まれました。このとき、南九州の縄文文明は一瞬にして壊滅し、九州全域から西日本に至る広範囲の地域で、大量の降灰によって人が住めなくなりました。
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1 火山信仰の起源
・御神火
・浅間信仰
・南九州を壊滅させたスーパーボルケーノ
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