──本文より──
放射能に汚染された指定廃棄物の処分場選定が、暗礁に乗り上げている。
そこで改めて浮かび上がったのが、福島県での集中処理という案だ。
福島第一原発事故によって大量にまき散らされた放射能で汚染された放射
性廃棄物の処理をめぐって、栃木県塩谷町は11月4日、最終処分場の候補
地に選定したことの白紙撤回と、併せて放射性廃棄物を各都道府県で処理す
るという方針を改め、福島県で集中処理することを求める文書を発表した。
これに対して望月義夫環境相は7日の閣議後会見で、「原発事故によって大
変大きな被害を受けた福島県に対し、これ以上の御負担をおかけすることは
到底ご理解がいただけないという状況」であるとし、見直しを否定した。
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