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PRCが吉田調書報道の取り消しは「妥当」と評価するも、社長会見経緯に触れないなど疑問多数

木野龍逸のメールマガジン ニッポン・リークス
──本文より── 吉田氏が調書の中で、「よく考えれば2Fに行った方がはるかに 正しいと思ったわけです」と、結果的に自分の指示が適切ではなかったこと を認めていることから、PRCは、吉田氏の指示は「極めてあいまい」で、 所員らは福島第二への退避計画が撤回されたとは「理解できなかったであろ う」とし、9割の所員が福島第二に移動したのは命令違反とはいえないとし ている。  このようなPRCの見解にもなんとなく合理性はありそうだが、「理解で きなかったであろう」というのは推測でしかない。だから実際に何があった のかは「わからない」ということになる。  しかもPRC自身が、吉田氏の指示は福島第一構内、あるいは近辺での一 時退避だったことを認めている。吉田氏の指示とは違う行動になっていたの は事実なのだ。

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  • 福島第一原発事故の現状について、事故直後から経緯を見てきた経験をふまえつつ、山積する問題を検証していきます。あわせて原発以外の話題についても、ブログやツイッターには書けない話をお伝えしていこうと思います。Q&Aもできるだけ充実させていきます。
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