【聖地学講座第81回】
三豊市は瀬戸内海に面した長閑な港町で、一年を通して日照時間が日本で最も多い気候を生かした製塩業で栄えました。太古には長閑な浦に人が暮らし、山を神と仰いでいました。古代には九州から畿内へと渡っていった渡来人たちが中継地とし、畿内や対岸の吉備との交流拠点となります。さらに中世から近世にかけてはこの地を本拠とする塩飽(しわく)水軍が全国を結ぶ廻船業に乗り出し、日本全国から情報や富が集まりました。そんな歴史を背景に、ここには様々な性格の聖地が開かれました。
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1 四国の聖地 vol.1 三豊市
・冬至・夏至を意識した聖地
・不老不死を体現する荘内半島
・空海の足跡を示すレイライン
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