【聖地学講座第84回】
乱世を勝ち残った大名たちも、表向きは自身の才覚や度量によって勝者となったといったイメージを残そうとしていますが(後世の歴史家や小説家も好んでそうしたイメージで描いていますが)、実際には、どうして自分が生き残ったのかが腑に落ちず、運や神仏の加護以外にないと信じていたようです。ですから、生き残った大名もその頂点となった徳川幕府も、自らを守ってくれた神仏の力をなんとかその後も惹きつけて、栄華が続くようにと、様々な工夫を凝らしたのでした。
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1.武家の陰陽道
・現実的な防御としての結界
・江戸の風水再考
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