アメリカはおそらく、一度、配備すればさらに追加でTHAADを増やすのは容易と見ていた。そこを中国が先手を打って韓中通貨スワップ協や経済報復措置といった中国に依存する韓国経済を人質に取り、無理な裏合意をさせた。これが今回の「3約束」である。
しかも、韓中関係の改善の発表によって平昌五輪のPR映像が中国に流れるなど、いきなりの改善が見られるようにまでなった。だが、中国は決して、経済報復措置を認めてもいなければ、謝罪すらしていない。そして、韓国はこの先の軍事に関して大きな足かせを強制的に約束させられた。それは米韓同盟の「亀裂」さえありうるかもしれないのだ。
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