伏木悦郎のメルマガ『クルマの心(しん)』第294号2018.7.17配信分
自動車はいったいどうなって行くのか。自動運転がまことしやかに語られ、コネクティビティが死活を左右するとメディアを賑わせている。私の目下の願望は、好きなクルマで日本の37万平方kmを隈なく走り、この国に生れてきたことを腹の底から実感することだ。運がよかったら叶うことになるが、その前に考え方を整理しておこう。どんなクルマが良いのか。世界一高い通行料の高速道路に始まり、インフラ頼みのクルマにあって道路行政はもっとやりようがあるはずだ。クルマの技術もインフラ整備も未達だった時代に制定された法規が、世界最先端を行く日本のクルマを窮屈に縛っている。中央の行政官僚のことなかれ主義では何も変わらない。ならば、変えるように動くのは自然なことだろう。
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