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そろそろ食べログの話をしておこう/飲食マーケ道「先斗町、赤字地獄」編

起業家・高岳史典の「情熱的にいまを生きる!」最新ビジネス事情から老いない習慣まで人生シゴト遊びココだけの話
今週は、いただいたご質問についての回答からスタートです! 質問: 初めて質問させて頂きます。マーケティングは日々の商売。響きました。 私は地方にて(商圏人口40万人位)施設内の飲食店にて店舗責任者として勤めております31歳業界経験10年弱既婚者です。自分自身の成長と、キャリアアップのために経営コンサルタントへの転職を考えております。 尊敬する高岳さんはじめ、堀江さん、盛岡さん方々の本や、メルマガ、そういった情報を見ているとアウトプットの質が違うのかな?どうやったら追いつけるのかなと日々思って生きています。 前置きが長くなりました。 そこで質問ですが尊敬する3名みたくいかないまでも、まだまだ蒼い少年がインプットとアウトプットの数をこなし、また質を上げる訓練として何が大切でしょうか? また具体的にどういった行動をとるべきでしょうか? 初めまして!ご質問ありがとうございます。 飲食店の店舗責任者さんなんですね。 しかも施設内ということになるといろんな制約もあるのだと想像します。 毎日本当にお疲れ様です! さてご質問いただいた「インプット/アウトプットの数と質」「具体的な行動」について自分なりのお答えさせていただきます。 まず「インプット/アウトプットの数と質」、特に「質」ですが、意識を変えることからかと思います。と、言っても根性論とかではありません。具体的には「課題」の設定です。 自分の周りの起こっている事象を眺めて見て、「ここを解決すればもっとよくなるのに」という「課題」を意識して見つけてみてください。 「課題」が見つかれば、それを解決するための自分なりの「仮説」を立ててみる。 この時の、自分の経験や感覚だけに頼らず、ぜひ客観的な事実を集めてみてください。 漫然と日々の情報をインプットするより、自身の立てた仮説を証左するためのインプットのほうが断然に質が上がるはずです。 そしてこの「仮説」を実行、検証し、あらたな「仮説」を立てる。あるいは「課題」までもどって、設定しなおす。これがアウトプットですね。 「具体的な行動」としておすすめは、ご自身の職場での「課題」の設定と「仮説」検証。きっと見回したら沢山の「課題」が見つかるのではないでしょうか?日々を淡々と過ごすか、「課題」を探しながら過ごすかで、その後に決定的な違いが生まれてくると思います。 そして、ここで大切なのな、その「課題」や「仮説」をまわりと共有することです。上司、部下、同僚、どなたでも構いません。 そうすることで、自分自身を逃げられないところに追い込む。もちろん失敗もあると思いますが、自分自身の中だけで反復しているのとは鍛えられ方が格段に違います。 ましてや、経営コンサルタントとなれば、日々クライアントと「課題」や「仮説」を握らなければならないので、ぜひ今のうちにタフなトレーニングを積んでおいてください。 堀江さんなんか、毎日のように「課題」を発見しては自分なりの「仮説」をSNSで公に発信してますよね。ハート強いなぁ、と感心しますが笑 以上、少しでもご参考になれば。頑張ってください! 質問受付中です!上記の3つのテーマに関することから、全く関係のないことまで、毎回できる限りのご質問にメルマガでお答えしていきます。 1. コラム「タカオカ的ナウい日常」 ─ バブル世代の生き残りが日々の生活の中で面白いと思ったモノやコトを独断で綴っていくコラムです。イマドキとは微妙にズレてる観点を前面に出していきたいと。それでは「おじさんLINE」全開で語っていきます! Vol.16 :『アラフィフ』<ご購入後お楽しみください> 2. メイン「銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ」 ─ 日本で唯一の数奇なキャリアを歩んできた筆者が、実際に見て、聞いて、体験した「ここだけ」の話の数々。単なるゴシップに終ることなく、それぞれの会社への愛情を込めて、皆さんのお役に立てるお話を綴れればと。 飲食新サービス編:第1回『そろそろ食べログの話をしておこう』 来月、8月28日に新しい飲食予約サービスを記者発表いたします。 テクノロジーで飲食業界、特に飲食店の課題を解決していこうというアクションの第一弾*となります。 *飲食店のドタキャン対策として、ダイナースクラブと組んで昨年発表した「ごひいき予約」も実は僕がプロデュースしているので、そういう意味では第二弾となります。 ダイナースクラブ ごひいき予約 https://www.diners.co.jp/ja/gourmet/gohiiki.html ただ、今回の新予約サービスは自身で起業した会社で、自分自身が主体となって発表します! そこで、今回からの3回は、そのサービスの開発にいたった問題意識や背景、インターネットやAIといったテクノロジーが飲食業界に資することのできる可能性について、記してみたいと思います。 で、まずは食べログの話から笑 今でもよく聞かれるので覚えている人も多いかも知れませんが、2016年の9月、ウルトラチョップは食べログと一悶着(?)起こして、結果、大手メディアを巻き込む大騒動になります。 まぁ、端的にいうと、食べログとの契約を延長する、しないの議論を先方としていたら、突然ウルトラチョップの全店のスコアが一斉に3.0に下がったので、「これ何よ?」と聞いたら「食べログ予約の契約までしてくれないと食べログ内の検索順位も下がっちゃうよ」と返されたという苦笑

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