伏木悦郎のメルマガ『クルマの心(しん)』第313号2018.12.11配信分
カルロス・ゴーン前日産代表取締役会長は予想通り東京地方検察庁特捜部によって起訴された。罪状は金融商品取引法(有価証券報告書の虚偽記載)違反。かつてこの罪で起訴された例はなく、国策捜査を指摘する者も少なくない。果たして公判はどのような展開を見せるのか。疑問は膨らむ一方だが、地検特捜部はさらに直近3年間の同罪について証券取引等監視委員会による東
京地検への告発を受け再逮捕に踏み切った。制度上合法とはいえ、長期に渡る拘留を目的とした再逮捕は内外からの批判に晒されそうな気配濃厚だ。私は必ずしもゴーンシンパではないが、約20年に渡る経緯を振り返ると功績を無にして悪人に仕立て上げる手口には賛同しかねる。クルマ作りのあり方を含めて、この機会に最善を求めて変るべきは変える必要があるのではないだろうか。
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