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言いすぎか!! 弁護士 北村晴男 本音を語る Vol.81

言いすぎか!! 弁護士 北村晴男 本音を語る
お笑いコンビ、チュートリアルの徳井義実さんが設立した個人会社、株式会社チューリップが、東京国税局から法人税、消費税、源泉所得税に関して、7年間で1億3,800万円の申告漏れを指摘されていた問題。 最初に報道があったのは、会社の経費として私的な旅行や洋服、アクセサリー代など約2,000万円の個人的な支出を計上し、所得隠しと判断されたことだった。 彼らのような芸人さんについては、アクセサリーを身に付け、私服を着用してさまざまなイベントやテレビに出ることもあるだろうから、洋服やアクセサリー代を経費として計上することは、それ程おかしなことではない。 : エゲツない脱税犯の場合は、衣服とかそんな話ではなくて、たとえば取引相手をでっち上げて架空の経費を数千万円計上するとか、誰かに給料を支払った形にする、なんてことを巧妙に行う。 : ところで、彼を「逮捕すべきだ」と言う人がいるが、一般に逮捕される脱税犯とはまったく性質が違う。 小狡(こずる)い脱税犯は、所得をかくしながら平然と嘘の申告をする。申告をしないとすぐに調査が入るし、根こそぎ持っていかれるので、無申告など絶対にしない。 : 京都市が、京都国際映画祭や地下鉄の利用促進をツイッターで発信してもらうため(吉本興業を通して)計100万円(2度の情報発信)でミキと契約をしていたことが報じられた。 : それなのに、「1ツイート50万円ももらって」と、ミキが非難を浴びている。おいおい、それは違うぞ。これはそもそも吉本興業が取ってきた仕事だ。 : 吉本興業は、単にマネジメント会社にすぎないが、マネジメント会社として、マネジメント料をいくら取るかの契約書すら締結しない。口頭で何割か決めてもいない。 なぜマネジメント料の率を決めないのか。それは、勝手に今回は「これ」と、まるで小遣いのように渡せば済むからだ。

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  • TVや雑誌でおなじみの北村晴男先生が本音で語る! 弁護士として、人として、そして3人の子供をもつ父親として 世の中のニュースや今でも心に残っていること等々、 皮肉あり冗談ありの本音トークで皆様にお届けいたします。 北村晴男ワールドを是非ご堪能あれ!
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