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36回 身内を殺されても無念が晴れない人たち

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
総理主催の「桜を見る会」への招待が世を騒がせているし、その中止がさらに話題になっている。 実は麻生太郎氏が首相の頃だから、2009年の春にこれに呼ばれたことがある。 当時は今よりもっとおめでたい人間だったし、自分もやっと世に認められる人間になったのかと勘違いして、のこのことかけつけた。 食事も予想外にしょぼいし、麻生氏と面識がなかったこともあって、まったく声をかけられることがなかった。 後で聞くと、とある官僚が推薦してくれて呼ばれることになったという話を聞いた。 食べ物のしょぼさ(これは予期していた)より、もっとがっかりしていたのはそのメンツだ。 多少、芸能人やスポーツ選手も呼ばれていたが、特別枠のようで、その人たちが集まる場所があった。 むしろ、田舎からきた県会議員とか村会議員とか、一介の自民党員がごそごそと来て、私も何人かそういう人から声をかけられた。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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  • 毎週 土曜日(年末年始を除く)