今週のざっくばらん
Apple の AR グラス
少し前のメルマガで、私は Apple の AR グラスに関して、
私が設計するのであれば、(どうしても大きくなる)電池は後ろにぶら下げるような形にしてでも、前面は普通のメガネと変わらないぐらいの大きさにとどめると思います。
そして、最初はあまり AR にこだわらず、まずは「電車やバスで移動中に映像を楽しむ」ことに重点を置いて、「ディスプレイ付きの AirPod」のような売り方をするだろうと思います。まずは、そんな分かりやすいシナリオで大勢の消費者に購入してもらった上で、ARゲームなどを導入すれば良いのです。
ちなみに、ARを実現するためにはカメラが必須ですが、これはプライバシーの面で色々と悩ましいことがあるので、注意が必要です。思い切って、カメラは(ARのために必要な)環境の認識のためだけに使い、録画や写真の撮影は出来ないようにする、もしくは、撮影中には光を発して撮影中であることを周りの人に明示するなどの配慮が必要だと思います。
上に書いたような条件を満たすものを Apple が発売すれば、少なくとも Apple Watch 以上(年間1000万台以上)の、ひょっとすると Air Pod 並みの市場(年間3500万台程度)を作り出すことが十分に可能だと私は思います。
と書きましたが、Apple の AR デバイスに関する新たなリーク記事「Apple Eyes 2022 Release for AR Headset, 2023 for Glasses」が目に止まったので、紹介します。
この記事(およびそれに続くBloomberg の記事)によると、
10月の社員向けのミーティングで、ARデバイスのロードマップを発表したそうです。最初のデバイスがリリースされるのは2022年(開発者向けは2021年)で、Oculus Quest のような AR ゴーグルで、それに続いて2023年にはサングラス程度の大きさの、長時間着用が可能な AR グラスをリリースする予定だそうです。
ちなみに、デバイスの使用中にはグラスが暗くなって、周りの人にその人が使用中であることが分かるような仕組みになっているとのことです。
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