アルコール依存症じゃないけど『本気で』酒をやめたい！ No.86

【1. 今日の本題： ジョン】 こんにちは、ジョンです。 「断酒してからどんないいことがありましたか？」 今年10月に北千住にてお茶会を開催させて頂いた時に、まだ断酒を始めて数日経ったばかりの初参加者の方にそう尋ねられました。 「この人たちは既に1年を達成しているのだから、きっと断酒のすごい効果を語ってくれるに違いない。」 もしかしたらそんな期待をされながら質問して下さったのかもしれません。 でも、当時の私はまだ自分に起きた変化などをしっかりと把握しておらず、間髪入れずお答えすることができませんでした。 「う〜ん、そうだな〜、体調は良くなるし、いろんないい出来事も起こったし、やっぱ断酒っていいと思いますよ。」 「・・・そうですよね。きっといろんな面で良くなるのですよね。」 彼女はそう言って優しく微笑んでくれましたが、たぶん期待したような答えではなかったと思います。 私はその質問を彼女からの宿題として受け止め、お茶会が終わってからもしばらくの間考え続けました。 「飲酒時代に自分に決定的に欠けていて、そして切実に欲していたことは何だろう？」 そこにヒントがあるような気がして掘り下げて考えてみることにしました。 そして、先日皇居ランを開催させて頂いた際に突然分かったのです。 「断酒が私にもたらした最大のギフトは『仲間との出会い』だった」と。