2019年、パウエルFRBは予防的利下げを3回行い、景気後退
を回避してきました。
米中通商交渉が「第一段階」だけでも前進する中で、アメリカ株式
市場はじりじりと上昇、三指数ともに史上最高値を更新していま
す。
この強気相場は、2009年に始まって以来、ここ10年間その
終えんを予測する声が幾度も聞こえてきては消えてゆきました。
一回目は、2010年の欧州債務危機のとき。その次は2011年の米
国の債務上限問題のとき。さらには2015年の「中国の人民元
の大幅切り下げ」のあった「第一次チャイナショック」、そして、
2018年からはFRBの利上げをきっかけとした株式相場の二度
に及ぶ急落と、幾度も悲観論が浮上しては消えてゆきました。
その度ごとに、弱気派は「強気相場が終わった」と予測してきまし
たが、その度ごとに市場は反発、アメリカ株はその度ごとに史上
最高値を更新し続けてきました。
はたして、2020年も2021年も、アメリカ株式市場は史上
最高値を更新し続けられるのでしょうか????
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