10月消費増税で本邦はデフレに逆戻りした可能性について

***************************************** 　今市太郎の戦略的FX投資 　ファンダメンタルズでテーマを見極め 　テクニカルで実証してエントリーする 　　　　2019年11月29日号 　ツイートアカウント　@imaichitaro 　よろしかったらフォローもお願いします。 ***************************************** 10月消費増税で本邦はデフレに逆戻りした可能性について 11月22日に総務省が10月の全国消費者物価指数を 発表しています。 それによると価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が 102.0となり、前年同月比0.4％上昇したという内容に なっています。 同省の試算では、増税の影響を除いた消費者物価の上昇率 は0.2％の上昇にとどまるという見方が出ていますが、 すでに一部の経済アナリストが指摘をはじめているように 今回２％の消費税増税は一部軽減税率や無償化項目などが でたことから実際にはこの増税だけで少なくとも0.5％の 上昇が見込まれていたはずで9月からの増加幅がたった の0.1ポイントに限定されているというのは早い話が デフレが再度進行しはじめたのではないかという見方も できるわけです。つまり増税の影響を除いた消費者物価 の上昇室は0.2％の上昇ではなくマイナス0.1％以上に なっている可能性が極めて高いわけです。 実際2014年の消費増税前後は1.3％から3.2％へと その上昇率が拡大しているわけですから、明らかに今回の 消費増税の結果はおかしいことになります。