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2019.12.02発行 NO:0070
家畜人ヤプー倶楽部(家畜人ヤプー全権代理人 康芳夫)
逆ユートピアの栄光と悲惨 前田宗男
毎月 第1月曜日(祝祭日・年末年始を除く)発行
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https://yapou.club/ --
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国際暗黒プロデューサー・康芳夫が語る“怪優業”と『家畜人ヤプー』を書い
た覆面作家の正体!!
http://www.cyzo.com/2017/08/post_34178.html
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◆家畜人ヤプー
http://goo.gl/6mbXy #wikipedia
昭和四十四年
『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。
マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。
出版する価値のある本だ』
そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。
◆一九七◯年 三島由紀夫氏(『潮』七月号より)
戦後の日本人が書いた観念小説としては絶頂だろう・・・・・・・・・
この小説で感心するのは、前提が一つ与えられたら世界は変わるんだというこ
とを証明している。普通にいわれるマゾヒズムというのは、屈辱が快楽だとい
う前提が一つ与えられたら、そこから何かがすべり出す。すべり出したら、そ
れが全世界を被う体系になっちゃう。そして、その理論体系に誰も抵抗できな
ってしまう。もう政治も経済も文学も道徳も、みんなそれに包み込まれちゃう
。そのおそろしさをあの小説は書いているんだよ
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