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津田大介の「メディアの現場」
2019.11.22(vol.373/part1)
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──Don't lose your temper──
みなさん、こんにちは。津田大介です。
あいちトリエンナーレは終わりましたが、いろいろと後ろ髪引かれる部分も多くて、
美術を見ることはやめられなくなりましたね。
トリエンナーレ見終わったあと、国際芸術祭としては岡山芸術交流に行き、来年行
われるひろしまトリエンナーレのプレイベントが開催されている広島県の百島にも
行きました。百島のプレイベント「百代の過客」(
http://artbasemomoshima.jp/hyakudai/ )
は、あいちトリエンナーレに参加した小泉明郎さんの映像作品や、表現の不自由展・
その後で問題とされた大浦信行さんの天皇コラージュ作品《遠近を抱えて》全14作
が展示されてました。トークイベントやるときは今回大炎上した動画作品《遠近を
抱えて Part2》も上映されており、あいトリ以降なのに非常に攻めた(実は企画
自体はあいトリ以前から決まっていたとのこと)企画で、それ以外の作品も面白く、
俄然来年のひろしまトリエンナーレが楽しみになってきました。
百島でのトークイベント後の打ち上げに参加させてもらい、トリエンナーレ後初め
て大浦さんとじっくり話す機会があったんですが、大浦さんから「いろいろあった
けど、今回のことがきっかけでPart2がつくれて、それによってずっとモヤモヤして
いた部分がなくなった。あれで作品を完成できたので感謝している」といったこと
を言われました。それ聞いて、いろいろ大変だったけどやってよかったなと思いま
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