永田町異聞メルマガ版
「国家権力&メディア一刀両断」 2019.12.05
新 恭(あらた きょう)
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悪徳商法と政界の腐れ縁の象徴となった「桜を見る会」招待状
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実体のない事業を、あるように見せかけて、カネを集める悪徳商法は、いつか
自転車操業の資金繰りが限界に達して破綻する。それを見越したうえ、隠し口
座などにだまし取ったカネをためておき、幕引きの直前に“最後の荒稼ぎ”を
するのが詐欺師の常套手段らしい。
磁気ネックレスなどの預託という詐欺商法で破綻したジャパンライフの山口隆
祥元会長などはその典型といえよう。“最後の荒稼ぎ”にとって格好の宣伝材
料になったのが、2015年の3月、「内閣総理大臣 安倍晋三」から送られてき
た「桜を見る会」への招待状だった。
この招待状については昨年1月30日の衆院予算委員会でも、政界とジャパンラ
フの不透明な関係という文脈で問題視されていたが、今回の騒動で、あらため
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