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死んでも書きたい話 失意のなか亡くなったカメラマン

安田純平の死んでも書きたい話
アフガニスタンで医療活動を続けてきたペシャワール会の中村哲さんが銃撃されてなくなりました。面識はありませんでしたが、丸腰で入っていって、実のある活動を続けている中村さんには敬服するだけでなく、大変な励みになっていました。 中村さんが活動を続けてきて類を見ないほどの大きな実績を残すことができたのは、非武装・平和主義をかかげる中村さんの哲学があったからであって、それがなければ活動自体がほとんどできていなかったことは、その他の国のNGOと比べてもその功績が圧倒的であることからも明らかです。 紛争地において100%の安全を確保することはできません。世界最強の軍隊を持っている米国は、アフガニスタン国内において米軍関係者だけでも2218人(2019年12月2日現在)の死者が出ています。軍隊があれば身を守れるなどというのは幻想というか妄想です。そもそも、武装していたら中村さんはあのような活動はできなかったわけで、本末転倒な話です。

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  • ジャーナリスト安田純平が現場で見たり聞いたりした話を書いていきます。まずは、シリアで人質にされていた3年4カ月間やその後のことを、獄中でしたためた日記などをもとに綴っていきます。
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