False Positive Paradox
先日、「血液1滴でがん検査 東芝、21年にもキット実用化」という報道がされていました。「血液1滴から13種類のがんを発見できる検査キットを開発した。がんにかかっているかどうかを2時間以内に99%の精度で判定できる」とのことです。素晴らしいニュースですが、医者の間では、ある懸念が広がっているそうです。その懸念とは、「False Positive Paradox」と呼ばれる問題で、この手の検査で陽性が出た場合、「その人が実際に癌を持っている確率」と、検査の精度(この場合は99%)の間に大きな開きが出てしまう問題です。どうしてそんな開きが出てしまうかは、ベイズの定理と呼ばれる数学の定理を使えば計算できるのですが、そんな難しい定理を勉強しなくとも、簡単に計算できます...
エンジニア天国な会社
今年に入って、何回か Firebase のハッカソン(エンジニアを集めて、プログラミングをその場でするイベント)に主催者側として参加して強く感じたのは、これが優秀なエンジニアを発掘するのにとても有効な方法であることです。ベンチャー企業を経営していて、もっとも重要で、かつ、難しいと感じたのが、優秀なエンジニアの採用です。そもそも優秀なエンジニアが少ない上に、面接でその実力を知ることは簡単ではありません。また、そもそも優秀なエンジニアは仕事に困ってもいないので、あちらからわざわざ応募してくることも少ないので、それもエンジニアの採用を難しくしています。
スピンドル事件とGACKTの責任
ICO(Initial Coin Offering)の大半が詐欺であることは、このメルマガでも何度も指摘しました。特に悪質だったのが、芸能人の GACKT を広告塔に使ったスピンドルです。「仮想通貨スピンドルで被害者の会が設立された!ICOって詐欺なの?」という記事によると、被害総額は100億円を超え、被害者の会も出来たそうです。
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