2019年12月時点のアメリカの株価があまりにも
高くなり過ぎたので、大統領にとっても「2020年の11月の
株高を今以上に維持することが困難になって来てい」ます。
振り返ると、12月5日までの時点で、今年のS&P 500指数は年
初来24.5%も上昇しています。
アメリカ株式市場の「大統領選挙の年のジンクス」として、「年
初の1~2月に株価が上昇した年は、一貫して1年間株価は上昇、
その年は現役大統領が勝利する」というものがとても有名です。
今のトランプ大統領は、2020年の大統領選挙を勝利するため
に、「来年1~2月に株価を上昇させるためにも、今年12月に大
きくマーケットのガス抜きをしたい」という誘惑に駆られている
はず。
すなわち、
アメリカ株価があまりにも高値圏にまで達したので、師走のここ
らあたりで「貿易交渉を一旦は暗礁に乗り上げたかのように見せ
かけるほうが、有利だ」と、大統領が考えているのではないかと、
多くのマーケット関係者が警戒します。
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