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文在寅外交の危険性、根本は全体主義で中朝へ深い愛着、日米へ敵愾心

勝又壽良の経済時評
  • 2019/12/12
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中国から外交的揺さぶり 米軍撤退で中国の核の傘 文政権の本質は全体主義 英誌が証明する李朝極貧 韓国は、米国の強い圧力によってGSOMIA(日韓軍事情報包括的保護協定)の「休止一時撤回」以後、中国からも強い圧力がかかっている。韓国を巡る米中の綱引きが始まったのだ。中国は、韓国が設置したTHAAD(超高高度ミサイル網)の撤去を要求している。THAADについては、レーダー照射範囲は北朝鮮領土に限定している。中国本土に何らの影響もないことは、中国が重々承知のはず。ただ、「ごねている」のだ。 中国は、明らかにTHAADを取引材料にして、韓国を外交的に揺さぶっている。このように韓国が、中国から外交的な標的にされているのは、次のような理由が考えられる。 1.韓国は、日清戦争(1894~95年)直前まで、中国の支配を受けてきた。中国が、旧宗主国にあたる。中国の言い分には、盲目的に従う「事大主義」がはびこっている。 2.韓国は、儒教国家であり価値観が中国と酷似している。 3.韓国進歩派は南北統一が宿願であり、中国の支援を受けざるを得ないと思い込んでいる。 4.韓国進歩派は、朝鮮戦争を「民族解放戦争」と位置づけており、中朝に寛容である。 中国は、韓国を外交的に揺さぶり続ければ、いずれ米韓同盟の枠から飛び出し、中朝陣営に加わるのでないかという期待を持っていることは疑いない。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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