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第210回「忘年会の季節」

メイド喫茶元オーナーが教えるサブカル恋愛塾
  • 2019/12/22
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最近、忘年会にまつわる話を取り上げたニュースショーの 番組を見ました。ま、つまり、その主旨は、 「忘年会なんかつまらない、出たくない、とスルーする 若者が増えています」というもの。 何も、今にはじまったことでもありませんよね。 なんで、忘年会がいやなのか、というと、 会社の上司や先輩とかに、お酌しなくちゃならないし、 つまらない自慢話を延々と聞かされるのがいやなんだそうです。 そりゃそうだ。僕だっていやだよ、そんなの。 僕は今、61歳なんですけど、 僕らが新入社員だった頃ってのは、給料の安くて、 なかなかうまいものが食えなかったので、そういう会社から 経費が落ちる忘年会みたいな行事で、「お前らうまいものを 食わせてやるから、気を使え」みたいな感じもあったんですよね。 まあ、それが、最近は、会社の経費もしょぼくなったし、 別に、特別にうまいものなんか食いたくないし、 それなら、家でモンストでもしてたほうが楽しい、ということ、 なんでしょうね。 女子も「あたしは、親父どものホステスじゃないし」とか言って、 ぶんむくれだし。 まあ、僕たち、親父どもっての?どんだけ嫌われてんだか。 つまり、これって、僕たち親父が金がなくて、 イケメンじゃないからってことに尽きるんですよね。 金があったら、「まあ、俺が出すから、旨いもんでも食えよ」 とか言える訳だし。イケメンなら、まあ、お酌する女子だって、 そんなに「いやだし!くさいし」とかは言わないはずだし。 あああ、いやだなあ、親父。なりたくないなあ、親父。 というか、もう俺、親父を通り超えて、 おじいになりつつあるんですけど。 それって、完全に終わってる!

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