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<1042号:中央銀行が発行する動きになった仮想通貨(1)>
2019年12月18日:主要国の通貨の、デジタル化の展開
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著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治
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中国政府は、4年前から研究・開発してきた人民元の仮想通貨化を表明しています。19年11月とされていましたが、2020年になるようです。主要国の中央銀行では、世界最初の発行になります。
仮想通貨の、システム的な仕組みと方向については、拙著『仮想通貨:金融革命の透視図(2018年3月)』で、暗号のハッシュ値(1方向函数:素因数分解風)を含んで、基礎的なことから書いています。メールマガジンの読者の方には、お読みの方も多いでしょうか。
【発行の方法】
中国の方法は、
(1)人民銀行が大手国営銀行(中国工商銀行をはじめ4行)に発行し、
(2)電子マネーでの取引が多いアリババ(国策会社に近い)など3社が、市場に流通させるというものです。
●中国では、「電子マネー」でのスマホを使うモバイル決裁が、すでにGDPの4倍の4709兆円と巨大です(2018年)。使用者は6億人(総人口の44%)。そのうちアリベイのシェアは54%という。
モバイル決裁率が98.3%の中国は、米国(モバイル決裁率5.3%)をはるかに引き離す、世界1の電子マネー大国です(2017年)。政府が仮想通貨を発行すれば、数か月の短期で、完全普及するでしょう。
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