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死んでも書きたい話 大本営すら否定する話に熱狂する国民

安田純平の死んでも書きたい話
アフガニスタンで殺害されたNGOペシャワール会の中村哲さんについて、重要な点に触れていませんでした。中村さんは当時、車両2台のうち1台目の助手席に座っていたという点です。非武装を貫いてきた中村さんが護衛を付けていたことに私は実は驚いていたのですが、助手席に座っていたということで納得がいった気がしています。 先頭車両の助手席は護衛チームのリーダーが座り、周囲の状況を他の車両に無線で知らせながら指示をする場所です。護衛チームの最も重要な場所に、護衛されている中村さんが座っていたのは、そもそも護衛される気がなかったからではないかと思います。 また、「通常は中村さんが乗る車の荷台に乗っているはずの護衛が、この日は気温が低かったため2台目の車内に乗っており、襲撃への対応が送れた可能性がある」との報道もあります。確かに荷台にいれば対応は早かったはずで、襲撃者は護衛が荷台にいないことを確認して実行したのかもしれません。

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  • ジャーナリスト安田純平が現場で見たり聞いたりした話を書いていきます。まずは、シリアで人質にされていた3年4カ月間やその後のことを、獄中でしたためた日記などをもとに綴っていきます。
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