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第91回 自然災害とブロックチェーン その2
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▼今回の記事
まず今回は、「フェイスブック」が立ち上げ予定の仮想通貨、「リブラ」と、中国政府がすでに実証実験を行っている「デジタル人民元」の最新動向を見る。
次に、メインテーマとして、自然災害の領域におけるブロックチェーンのプロジェクトを一挙に紹介する。
●セカンド・ライフ・コイン(Second Life Coin)
難民とともに、被災者も支援できるプロジェクト。
評価:3.7
これも被災者や難民に必要な物資を支援することができるプロジェクトだ。被災地や戦争で荒廃した地域には、相当数のNPOやNGO、そしてボランティア組織が活動している。こうした組織は、水や食料など必要な物資の供給、医療サービスの支援、医薬品の提供など支援を実施している。だがこうした組織に十分な資金力がない場合も多い。資金不足から支援が滞ると、被災者や難民が大変に苦しむことになる。
「セカンド・ライフ・コイン」はそうしたことがないように、現地で活動するNPOなどの組織を受け取り手にして必要な資金の提供を行うプロジェクトだ。ネットワークの参加者から幅広く寄付を募り、こうした組織に必要な支援を行う。すべての寄付や支援はブロックチェーンに記録されるので、透明性が高く、必要な団体に確実に支援が届く。
公式サイト:
https://www.secondlifecoin.org
紹介ビデオ:
https://www.youtube.com/watch?v=_KeclHeIgdk&feature=emb_logo
ICO: 独自トークンは「SLC」
12月14日にICOは終了しているが、独自トークンの「SLC」は公式サイトから買えるようだ。上のメニューから「Coin Sale」をクリックすると該当ページに行くことができる。
https://www.secondlifecoin.org/
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