2019年の日本経済、「1%」の繁栄、「99%」の疲弊
今年のクリスマス、いつもと少し違う匂いがします。一部に派手な買い物も見られる一方で、全体の盛り上がりはいまひとつです。前日のデパ地下は確かに混雑し、多くの店が相変わらずロースト・チキンを並べ、クリスマス・ケーキは予約した人でないとなかなか買えない状況は変わりないのですが、当日買いのケーキは、例年より小ぶりの「4号ホール」のいちごショートが人気で、価格帯が少し下がった感があります。
クリスマス・イブが平日で、しかも23日が「祝日」でなくなったせいか、街の賑わいも例年ほどでなく、ジングル・ベルの音楽もあまり耳にしませんでした。多くの国民は静かに、おとなしいクリスマスを迎えたように見えます。
「マセラティがバカ売れ」
その一方で、街には真っ赤なフェラーリやポルシェが轟音を立てて走るのをよく見るようになりました。
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