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<1043号:中央銀行が発行する動きになった仮想通貨(2)>
2019年12月25日:主要国の通貨の、デジタル化の展開
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著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治
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クリスマスのイブの前日は、毎年のヒルトンでのクリスマス・ブッフェ。メンバーは2家族7人。昨年より、料理の種類が減っている感じがしました。
レポ金利が、瞬間に10%に上がった19年9月18日以来、19年12月まで、米銀システムで今日もドル不足が続いています。一時的なものではなく、原因を見極めねばならない重大なことですが、マネーの流れの、奥の事情なのでFRBもつかみかね、解説はほとんど見かけません。
FRBは、結果としての現金不足(銀行の信用危機)に対し、19年9月以来、8000億ドル規模(88兆円)のドルを供給しています。これは異例です。19年12月は、4900億ドル(53兆円)という巨額です。
方法はFRBによる、短期国債を担保にしたレポ金融です。FRBは「景気後退の予防的対応」としていますが、何を予防するのか。銀行危機の可能性でしかありえない。
米銀システム内のドル不足は、10%の金利でも借りる必要がある銀行にとって信用収縮の危機でもありますが、そういったコメントは見かけません。
【FRBのレポ金融の方法】
FRBが、銀行の保有する短期債(主は短期国債)を、「売り戻し条件つき」で一時的に買い上げ、米銀に現金を供給する。1か月以内の短期でドルを貸す。それを、4か月にわたり行っています。
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