永田町異聞メルマガ版
「国家権力&メディア一刀両断」 2019.12.26
新 恭(あらた きょう)
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民事敗訴の山口氏、高圧的反論の背後に官邸の存在
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「お話をさせてください」。ジャーナリスト、伊藤詩織さんは警察官を待ち伏
せし、返答を求めて追いかけた。警察官はあわてて逃走した。20017年秋のこ
とだ。
警察官といっても、相手は警視庁刑事部長だ。伊藤さんがレイプされたと主張
するその相手、元TBSワシントン支局長、山口敬之氏の逮捕を、なぜ寸前に取
りやめさせたのかを当時の中村格刑事部長に聞こうと、出勤途中に突撃取材を
試みたのだ。
その後も伊藤さんは文書で中村氏自身や警視庁に問い合わせたが、返事はない。
山口氏は書類送検されたものの不起訴となり、検察審査会でも不起訴相当とさ
れたことをもって、身の潔白を声高に主張している。
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