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石破茂氏:いつでも政権を担う準備はできている[マル激!メールマガジン 2019年12月25日号]

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マル激!メールマガジン 2019年12月25日号 (発行者:ビデオニュース・ドットコム https://www.videonews.com/ ) ────────────────────────────────────── マル激トーク・オン・ディマンド 第976回(2019年12月21日) いつでも政権を担う準備はできている ゲスト:石破茂氏(衆議院議員) ──────────────────────────────────────  さる11月20日、安倍政権が在職日数で桂太郎政権を抜き憲政史上最長政権となった そうだが、長期政権のほころびがいたるところで見えていることは、もはや誰の目に も明らかだろう。いや、むしろ安倍政権は長期政権を維持するために、かなり無理な 政権運営を続けてきた結果、今ここにきてそのほころびがいたるところで噴出してい るということなのではないか。  かずあるほころびの中でもおそらく最長政権の最大のコストは、日本の民主政治の 箍が完全に外れてしまったことだろう。  そうした中、12月14、15日に産経新聞社とFNNの合同世論調査では、次の首相にふ さわしい政治家で石破茂氏が18.5%で、安倍首相を抑えてトップに立った。現在、石 破氏自身はまったくの無役で、石破派からも一人も閣僚を出せていない。そのような 状況下でありながら、一貫して石破氏に批判的な産経の調査でトップに立ったことの 意味は決して小さくはないだろう。  その石破氏に、政権取りにかける抱負を聞いた。  まず日本が過去四半世紀にわたり政治主導、官邸主導を進め、権力の集中を図る一 方で、情報公開や公文書管理など、集中させた権力に対するチェック機能の強化を十 分に図ってこなかったのではないかとの問いをぶつけたところ、石破氏はこれに同意 したうえで、石破政権ではそうした機能を強化する意向を示した。  普通は権力を手にすれば、その権力をチェックする機能を強化することなど誰も喜 ばないはずだが、石破氏は仮にその結果政権が短命に終わったとしても、それを進め ていくことが自分の使命だと考えていると語る。  また、石破政権の旗印が何になるかについて聞かれた石破氏は、地方創生を掲げ、 これまでのような画一的な価値基準に基づく東京への一極集中ではなく、多様な価値 観、多様なライフスタイルに基づく新たな地方を中心とする国に日本を変えていかな

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