米朝間の緊張は見せかけか
「米朝双方で強硬姿勢」
米中通商交渉が「第一段階」の合意に至り、英国の選挙も保守党の大勝となって、市場には大きな不安がなくなりました。これを好感して米国株は連日のように高値を更新してきました。しかし、その中で唯一、「のどに刺さった魚の骨」になっているのが米朝間の緊張再燃です。
交渉がしばらく中断しているうちに、北朝鮮から米国を批判する発言やミサイルの発射などを繰り返しています。米国の出方如何でクリスマス・プレゼントを考えると脅しました。さすがに、米国もこれへの警戒態勢を取らざるを得なくなりました。
一方、米国の側でも、対話路線を前面に出していたトランプ大統領までが、「米国は圧倒的な軍事力を持っている。いつでも行動に出る準備はできている」と、こちらも強硬姿勢を示しました。そして金委員長をまた「ロケットマン」と揶揄しています。
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