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43回 ゴーン出国に見える出ていくものには甘い日本の税関

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
正月明けに大阪の実業家と飲んだ。 その人は大阪維新の会を応援してきたらしいが、最近、同和利権との結びつきが嫌になってきているという。 私もいろいろと噂を聞くが、その真偽を論じる立場にはない。 ただ、維新の会は、老人に使ってきた金を若い人の教育に充てるといって人気を得たが、公共事業を減らすとは、私の知る限り言っていない。 市役所や府庁の職員の給料や文化事業に対する補助金も減らしてきたが、やはり公共事業は減らさない。 これは松井代表の親が競艇の工事を一手に引き受ける建設屋であり、本人もその後を継ぎ、さらに今は弟が継いでいるからだと思っていた。 万博にしてもモノレールにしても金のかかる公共事業を引っ張ることにはやたらに熱心だ。 公務員の給料を減らすというのは、大衆受けはいいが、それにつられて民間の給料が減る。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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