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7年続いたアベノミクス~経済統計の算定方法変更、水増しを成果と自画自賛するのはもうやめろ

今市太郎の戦略的FX投資
*****************************************  今市太郎の戦略的FX投資  ファンダメンタルズでテーマを見極め  テクニカルで実証してエントリーする     2020年1月7日号  ツイートアカウント @imaichitaro  よろしかったらフォローもお願いします。 ***************************************** 7年続いたアベノミクス~経済統計の算定方法変更、水増しを成果と自画自賛するのはもうやめろ 本年1月1日に日米貿易協定、とどのつまりがやはりFTA だったものが発効しました。政府の事前試算によりますと この協定の発効によりGDPは前年比で0.8%の押上効果 があるといいますが、実はこの数字は農産物の輸入を すべて明け渡すことで必死に守り抜いた対米自動車輸出に ついての米国における自動車関税撤廃を前提とした数字 で現状では追加関税が回避されただけであるにも関わらず 完全撤廃を前提として算出されたものであるという極めて トリッキーな内容になっています。 実際この合意内容では日本側が求めていた自動車・同部品 の関税撤廃については、米国の譲許表にさらなる交渉による 関税撤廃と明記されたものの、具体的な撤廃時期や原産地規則 は協定ではなんら規定されていないのが実情です。 茂木大臣は、車業界は電動化、自動走行など変革時期にあり、 部品構成や重要度が変わっていく可能性が高い。そうした状況 に応じて協議するのが適切と判断したと説明していますが、 安倍首相は国会での質疑で交渉継続ではない。撤廃されることが 前提だとしており、米国との現実的な向き合い状況から乖離 した勝手な楽観論をベースにしていることがわかります。 当然GDPの試算をした役人も本来決まっていないたられば の部分を含めて算定すべきではないにもかかわらずまたしても 忖度したのか実施の可否が判らない部分まで水増しして 算定してしまっている状況です。 この政権が発表する経済指標や効果は随所に算定方法の不明瞭 な改定や改ざん、水増しが常態的に起きているわけですが、 さすがに飽き飽きさせられるものがあります。

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