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今市太郎の戦略的FX投資
ファンダメンタルズでテーマを見極め
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2020年1月8日号
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無闇に楽観さを示現する相場~しかし問題はまだこれから
足もとの相場は米国の株式市場が、遠い所での地政学リスクなど
全く気にせずに三指数ともにプラスに転換したことから妙に
楽観的な雰囲気が醸成されており、昨日の日経平均も上昇、
ドル円も108円台中盤にまで返り咲くというやたらと楽観
相場が強まっています。しかしイランの件はまだ何も決着が
ついていないうえに、イランがとてつもない行動に出るリスクも
あるうえに周辺国を巻き込む本格的な戦争事態に発展する
危険性は高く、正直何ら楽観的な気分にはなれないのが
実情です。実際喪が明けたイランでは13の対米攻撃シナリオ
を検討中であるとかいう話も出始めていますし、米国は米国で
政権が対イラク制裁を考えるという報道が飛び出してきており
地域紛争の戦線はさらに拡大しそうな気配が一段と強まって
おり、なんら楽観的な相場が展開するとは思えない状況です。
アルゴリズムが市場を先導しているわけですから人が裁量
取引で感じる危うさはもはや市場では関係ないのかもしれません
が少なくとも今月一杯、場合によっては向こう数か月間は
イランと米国およびその周辺国の関係がどうなるのかは相当
注意深く見守る必要がありそうです。
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