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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽米帝の自制▽▲  今日は久しぶりに巡回だけで4時間半ですorz。 ※ トランプ氏、イランへの反撃明言せず 軍事力行使「望まない」 https://jp.reuters.com/article/iraq-security-trump-idJPKBN1Z72KV *イラン攻撃は倉庫などに限定 人的被害避けたか 衛星写真を分析 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200109/k10012239501000.html?utm_int=news-new_contents_latest_relation_002 1.実はアメリカの選択肢は限られる。 2.イランの選択肢は逆に豊富にある。 3.状況は、合成の誤謬が起こり辛い囚人のジレンマ状態に近い。 4.軍事的エスカレーションが仮に抑制されても日本は苦しい立場に。  まず昨日の攻撃ですが、人的損害を避けてミサイルを撃ったというのは、たぶ ん間違い。イランのミサイル部隊の司令官は、弾頭威力が知れている限られた数 のミサイルで、確実に基地機能にダメージをもたらすターゲットを優先的に選別 したから、バンカーに避難していた米兵は死なずに済んだ。それにしても、CE Pは良いですね。湾岸戦争の頃のスカッド・ミサイルとはえらい違い。  実は米イ双方の選択肢には大きな開きがあります。まずイランは、この後いく らでも、段階的エスカレーションが踏めるオプションがあります。たとえば、他 の近隣の米軍基地を攻撃しても良いし、最後にはホルムズ海峡封鎖という手もあ る。革命防衛隊が育てた現地の民兵に挙兵させることも出来る。  対して、アメリカの軍事的オプションは限られます。軍事的合理性を追求する なら、この手の戦争は、開戦初期に敵の反撃能力を奪うために一気呵成にやり抜 くしかない。でないと、今回のような反撃をだらだら誘発する羽目になる。  その52箇所のターゲットを三日で潰すか、何もしないか、その両極端なオプ

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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