強者の資本主義～平等の怖れ～現代日常スキル～貧乏性能力

【強者の資本主義】 　民主主義とか資本主義というのは、多くの人にとって公平な戦いのできる「良いルール」と いうイメージがあるかもしれない。しかし、その資本主義がうまく機能しているはずの米国が、 実は、先進国の中では、貧富の階層逆転、下克上のかなり難しい国とのデータが出た。 　資本主義とは、お金をたくさん持ってる人間は、自分の労働に頼る賃金収入を得なくても、 お金にお金を産ませる方法をスムーズに行えるようにしたシステムだ。お金にお金を産ませる 階層に達した人は、１人の人間が労働で得る収入よりはるかに多い収入を、掛け算方式で得れ る。労働なんかしてるのは、お金の価値観から見れば、時間のムダ。 　金持ちからたくさんの税金を取ることで、その徴収した税金を貧困層の支援に使う所得再配 分を、あるていどやったとしても、いくらでも逃げ道はある。相続税が高めとされる日本でも、 会社組織にしてしまうことで逃れられる面は大きい。その階層に達してる友人は「会社組織に することで、仕事をやらなければならなくなる。その仕事によって、また次の収入になる」と