メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

ビジ選☆リーダーズ Vol.836『仕事の「見える化」「記録術」』(谷口和信)

ビジネス選書&サマリーリーダーズ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■今週の選書 ■■時短と成果が両立する 仕事の「見える化」「記録術」 ■■谷口和信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「見える化」という表現はトヨタ自動車による業務改善活動の観点 で2006年に初めて登場した。生みの親であるトヨタでは「問題を見 えるようにする」ことと定義している。 もちろん「見える化」で業務改善ができるのは、モノづくりの現場 だけではない。考える仕事、知的生産が必要な仕事にも、十分適用 できるものだ。 「見える化」の技術が身につけば、やるべきことが明確になり、始 めることが怖くなくなる。その結果、先延ばしがなくなる。そして、 時間に余裕をもって取りかかることができる。 だから、落ち着いて仕事を処理できるようになる。また、仕事のヌ ケやモレ、忘れ、期限遅れなどのミスがなくなるなどといったこと が発生にくくなり、仕事が効率的にすすめることができるはずだ。 ★ 「見える化」とは書き出すことだ。書き出しておく必要がある理由 は、人は必ず忘れるからだ。基本的には、思いついたことはすべて 書くことだ。予定や人から頼まれたこともその場でメモすることだ。 すべて書けば、意志の力を消費しない。小さなことでも決める、決 断する時にはウィルパワーを使うものだ。迷う、悩む、考えること を減らすほど、集中しなければならないことに集中できる。 書いた場所は覚えておく必要がある。だから、1か所に書き、すぐ 見えるところ、行動の通り道に置く。たとえば、持ち物リストを作 ったら、必ず見る机の上や玄関扉に貼る。 タスクリストなら、手帳やグーグルカレンダーと同時に見える場所 に書くことだ。また、後で読み返した時に内容がわかるように、未 来の自分に優しく、丁寧に書くことを心がけるべきだ。 「覚えておく」という行為は、忘れないよう、頭の中で思い出す作 業を繰り返していることと同じだ。脳に負担をかける。だから、積 極的に、忘れるために書き留めるのだ。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • ビジネス選書&サマリーリーダーズ
  • 「週に1冊くらいは最新のビジネス書を読みたい。でも多忙で無理」そんなあなたに代わり、経営コンサルタントの私が週に1冊厳選、要約して送ります。あなたは駅のホームや喫茶店、朝礼前に数分目を通すだけ。最新ビジネス書の概要が把握できます。70000名に支持される超人気マガジンの「グレードアップ完全版」です。バックナンバー一覧(https://www.mag2.com/archives/P0000498/ )
  • 550円 / 月(税込)
  • 毎月 第1月曜日・第2月曜日・第3月曜日・第4月曜日(年末年始を除く)