バブル・団塊ジュニア世代の大量リストラで消滅する本邦の中産階級～国内資本主義滅亡の始まり

***************************************** 　今市太郎の戦略的FX投資 　ファンダメンタルズでテーマを見極め 　テクニカルで実証してエントリーする 　　　　2020年1月15日号 　ツイートアカウント　@imaichitaro 　よろしかったらフォローもお願いします。 ***************************************** バブル・団塊ジュニア世代の大量リストラで消滅する本邦の中産階級～国内資本主義滅亡の始まり このメルマガでは昨年、本邦のファンダメンタルズの重要なファクター の変化という視点で、バブル世代や団塊ジュニア世代の雇用状況 が激変しており、加速度的に早期希望退職という形でリストラが 進んでいることを昨年ご紹介してきました。東京商工リサーチの 調べでは上場企業の早期・希望退職者は35社の計約1万1千人 でそのほとんどが45歳以上の雇用しすぎたバブル世代やそのあと の段階ジュニア世代がターゲットになっており、業績の好・不調 とは関係なく儲かっているところでも中高年の人減らしが非常に 増加していることが明確になりつつあります。 圧倒的に人数が多く、与えられるポジションも限られている 40代の中年層を減らしてその原資を若手や社内にいない才能を もって人材の雇用に回したいというのが多くの企業の真意の ようですが、個別企業は自社の事だけを考えてこうした動きを とっているものの、社会的には40代リストラ世代はひとつの クラスタ化をしはじめており、あまりにも同年代の求職者が 増えていることで次なる仕事を見つけることが困難な状況に 陥りつつあるようです。リストラに関しては個々人の能力の問題 に起因するので仕方ないという見方も強いわけですが、実は 資本主義を基本とする本邦社会に重大な問題を発生させようと しているのです。