12月11日の記者会見では、パウエル議長は、
・「50年ぶりに低い3%台の失業率と、
・3%台半ばにまで上昇した賃金上昇率と、
・賃金上昇率との相関が薄れてきて、なかなかなかなか2%に達
しないインフレ率」
の説明にほとんどの時間を費やしている有様でした!!!
それだけ議長は、「想定外に2%インフレがかなか達成されない
こと」に危機感を強めているわけです。
ローレンス・サマーズやレイ・ダリオなどの著名かつ天才的な識
者たちがかねてから指摘しているように、議長自身も「アメリカ
経済もヨーロッパや日本の様に長期停滞期に入っているかもしれ
ないこと」「その結果、超の付く金融緩和が長引くかもしれないこ
と」に警戒心を高めているということです。
後述するように、(そしてブラックロックのウィーン氏が指摘す
るように)
パウエルFRB議長は、2020年に再び合計0.75%の「予防
的利下げ」を実施して、政策金利を1.00%まで引き下げるかも
しれません。
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