メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

べてるの家のメールマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.188

べてるの家のメールマガジン「ホップステップだうん!」
2020/01/15 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ べてるの家のメールマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.188 毎月1日、15日発行予定(配信が夜になる場合もあります) ブラウザでの閲覧はこちら Password:dM7yKCmn ──────────────────────────────────────── 松本寛さん 精神病がどうゆう病気か聞かれて「友達が増える病気です」と語った松本さん。 浦河ひがし町診療所に通いながら、無脳薬の生活も5年になりました。 先月のクリスマスイヴの日、爆発した松本さんはニューべてるの2階でぐるぐると歩き、落ち着かない様子でした。 そして女性スタッフの肩を鷲掴みをしたとき、止めに入ったのは新人スタッフの冨山さんでした。 そのときの様子を冨山さんは、「幻聴さんは首を絞めようとしていたけど、まっちゃんは幻聴さんを抑えなきゃとしているような複雑な目をしていた」と言われていました。 冨山さんが松本さんの腰をトントンと叩いて落ち着くように促すと、松本さんは手を放して外に出ていってしまいました。 その日はクリスマスイヴ。 松本さんが楽しみにしていた賛美歌を歌うキャロリングの日でした。 何度かけても電話に出ない松本さんとようやくつながり、冨山さんは車で松本さんを迎えに行きました。 教会に向かう車の中で、冨山さんは最近抱えていた悩みを松本さんに相談すると、的確なアドバイスのあとに「君の問題じゃない」と言い切ってくれたそうです。 「昼に首を絞めてきた人が、夜には恩人になってた」と語る冨山さん。 爆発した人が保護室ではなく、一年で一番暖かいイベントのキャロングに参加する浦河。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • べてるの家のメールマガジン「ホップステップだうん!」
  • 北海道・浦河町のべてるの家や精神保健福祉(統合失調症やうつ、発達障害などのケアや支援)に関する記事を中心に、有識者との対談、コラム、講演録などを掲載しています。全国の当事者や支援者からのメールもお待ちしています。相談・質問・意見は記載されているメールアドレスにどうぞ。可能な範囲でみんなで答えていきます。よろしくお願いします。
  • 330円 / 月(税込)
  • 毎月 1日・15日