最新の世論調査で与党が劣勢
粗雑な進歩派政権20年構想
中国と同盟目指す文氏の迷い
衰退過程の中国へ擦り寄る愚
韓国の総選挙は、4月15日である。あと、85日を残すのみとなった。与党「共に民主党」は、第1党の座を確保しなければ、文政権の後半はレームダックを余儀なくされる。さらに、次期大統領選挙の戦いで劣勢を強いられる。間違えば、保守党に政権が渡るのだ。
文在寅政権は、朴槿惠政権が不名誉な弾劾によって退陣した経緯もあり、当分は保守派が力を盛り返すことがないと高を括ってきた。「積弊一掃」を合い言葉に、前政権関係者を徹底的に痛めつけ、検察へ告発して獄窓につないできた。これにより、今後20年間は進歩派政権を続ける。そういう青写真を描いてきたほどだ。
この「悪だくみ」が、次回総選挙で早くも破綻するかも知れない情勢となっている。「奢れるもの久しからず」を地で行くような話だ。それは、最新の世論調査に表れている。与党「共に民主党」支持率が落ちて、第1野党「自由韓国党」の支持率が伸びているのだ。
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