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今市太郎の戦略的FX投資
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2020年1月21日号
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東京五輪後の景気の後退は全く心配なし~足もとで既に五輪前に最悪の状況に突入している
いよいよ東京五輪の開催も近くなってきているわけですが、
よく五輪後の景気の大幅な下落が心配という話を耳にする
ことが多くなってきました。しかし私は敢えて読者の皆様に
自信をもってお伝えしたいと思います。五輪後の景気の
減退などまったく心配することはありません。なぜなら
今がもうすでに大きな後退局面に突入しており、消費増税が
国内景気をどん底に落としてしまっているからです。
世界的に景気が下降局面に差し掛かっているときに増税など
すれば本邦景気がさらによろしくなくなるであろうことは
1997年のケースで十分に予期できたのに無理やり突っ込んで
すでにデフレに逆戻りしてしまっただけでなくあらゆる経済
指標が大きく悪化してしまっています。
政府は経済対策に乗り出し始めていますが、このマッチポンプ
状態は簡単には巻き戻すことができない状況で、とんでもない
ところに足を踏み入れてしまった感がありありと感じられます。
足もとでは米国FRBの隠れQEと短期レポ市場への驚愕の
資金投入によって米株市場は驚くほどのバブル相場を示現
しはじめており、前人未踏の上昇をはじめてまだその途上に
あります。たしかに国際分散投資といった観点からすれば
日本株にも資金が流れ込んできてそれなりに米株上昇のご相伴
に預かることができる相場になっていますが、米株と違い
現在の日経平均はなんとか2万4000円台を維持できても
それを大きく超えていくことはできない状況です。
それもそのはずで実態景気は最悪の状況へと突入しているわけ
ですから、現状は不景気の株高に過ぎないといっても過言では
ないところにきています。
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