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2020年1月24日号(Vol/094)-Cultural Schemaの罠&強権主義がはびこる国際情勢の危機

最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
第93号(2020年1月24日号) 【最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』】 年始から世界情勢は荒れ放題ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 まず、【無敵の交渉・コミュニケーション術】のコーナーですが、 前回、前々回に引き続き、【交渉と異文化コミュニケーションのコツ】 についてお話いたします。 そして、国際情勢ですが、今週も目まぐるしく動いております。 一つ目は、各国で広がる強権主義の台頭と国際情勢への余波です。 アメリカのトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席、トルコのエルドアン大統領などがその “強権”の主ですが、今後、世界の強権主義化がどのような余波を国際政治にもたらすことになるのか。 国際情勢の面から【2】のコーナーでお話しいたします。 二つ目は、止まらないオーストラリアの森林火災と気候変動問題です。 異常気象現象が続き、多くの自然災害に見舞われるなど、まさに気候変動の悪影響を体験していると思われます。 三つ目は、キプロス沖(東地中海)を舞台にしたトルコとEUの経済戦争です。 こちらについては、経済・エネルギー問題のみならず、トルコのEU加盟問題や難民の扱いなど、多重に絡み合う対立の一コマというように捉えられると思います。 そして四つ目は、21日に開幕したダボス会議です。 世界の様相が変化する中、50周年を迎えるダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)がどのようなメッセージと方向性を世界に示すことができるのか。非常に楽しみです。 それでは今週号もよろしくお願いいたします。

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  • 最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
  • 世界各地の紛争地で調停官として数々の紛争を収め、いつしか「最後の調停官」と呼ばれるようになった島田久仁彦が、相手の心をつかみ、納得へと導く交渉・コミュニケーション術を伝授。今日からすぐに使える技の解説をはじめ、現在起こっている国際情勢・時事問題の”本当の話”(裏側)についても、ぎりぎりのところまで語ります。もちろん、読者の方々が抱くコミュニケーション上の悩みや問題などについてのご質問にもお答えします。
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